R4年度全国環境連青年部役員視察研修会取材報告書
日 時 : 令和5年3月10日(金) 13:30~
視察会場 : 株式会社 丸秀 (沖縄県宮古島市平良字東仲宗根350)、
宮古島市浄化センター(沖縄県宮古島市平良字荷川取)
参 加 者 : 各県青年部長11名
取材報告
令和4年度青年部役員視察研修会が沖縄県宮古島にて3月10日に開催され、各県青年部長11名が参加した。
研修に先立ち、地元業者である株式会社丸秀様への企業訪問を行い、社屋や車両設備等を見学した。丸秀様は、特定・一般建設業として一般廃棄物収集運搬業の他、土木工事、電気工事、高圧洗浄業や道路全般のメンテナンスも行っている。
その後、宮古島浄化センター(OD法下水処理施設)へ移動し、下水道処理施設へのし尿・浄化槽汚泥等投入について維持管理業務を請け負っている一般社団法人宮古島環境未来の新城様より説明を受けた。
下水道投入は平成25年より開始されており、現在は55t/日(20倍希釈)の投入が可能で、数年内には隣接地に脱水機を備えた投入設備を整備し、70t/日の一般廃棄物が投入可能となる。
宮古島の下水道整備率は未だ20%台に留まっており、大型宿泊施設の建設等も予定されていることから、浄化槽の更なる整備と一般廃棄物の効率的な処理が喫緊の課題である。
今後全国に広がる可能性のある下水道投入に対して様々な問題点や改善点を学ぶ事ができ、有意義な視察研修会となった。